カメラと写真の成長記録

ミラーレスカメラ(SONY NEX-6)や、撮影した写真について綴ります。

映り込みの効果と、思い出の一枚

写真を撮影する時に気をつけていることの一つに「映り込み」があります。建物を撮影した時にガラス窓に自分の姿が写り込んでいないか?などはデジカメを使っていた頃から特に注意していました。

「余計なものが写り込んでしまったらせっかくの写真が台無しになる」、「変な表情で写り込んでいたら恥ずかしい」など、映り込みにはマイナスのイメージを持っていました。

しかし、たまたま撮れた一枚の写真が「映り込みも良いものだな」と思わせてくれました。

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大量の柱時計を展示しているイベントスペースで撮影した一枚です。内部の構造が見られるように、一台だけ文字盤が外された状態で展示されていました。歯車にピントが合い、ガラス盤には対面の壁に展示されている大量の柱時計がふんわりと写り込んでいます。ミラーレスカメラを購入する前に使っていたデジカメで撮影したものですが、とても気に入っています。

この写真を撮影して以来、映り込みを意識するようになりました。ミラーレスカメラを使い始めてからしばらく経ちますが、ある程度は構図やピントの合わせ方なども上手くなっているはず。もう一度訪れる機会があったら、もう少し違った写真が撮れるかな?などと考えてしまいます。展示されている会場の雰囲気もとても心地良く、いろんなことを思い出させてくれる思い出の一枚です。