お気に入りのマグカップ -フィンランドのククサ-
今回は、お気に入りのマグカップを紹介します。
これはククサ(Kuksa)と呼ばれるフィンランドのカップで、プーハリ(Puuhari)という会社が作ったものです。ククサはフィンランドの伝統工芸品なのですが、プーハリ社は数年前に「ククサの生産を終了する。」と発表しました。原材料である白樺のコブの入手が困難になったことが原因だそうです。
今では入手することのできないものですが、手入れをすれば一生使えるそうなので大切にしていきたいものです。(※プーハリ社以外では生産を続けている会社もあるようです。)
私のククサは「ワイルドククサ」とも呼ばれていて、ゴツゴツしたフォルムが特徴です。
購入した時は全体的に白っぽかったのですが、色がついてきていい味を出しています。周りに比べて内部の色が濃いのは、コーヒーばかり飲んでいるせいですね。
ちなみに、ククサをネットで検索すると「もらうと幸せになれる。」や「プレゼントに最適。」と言った売り言葉をよく目にします。購入を検討していた時にフィンランドや海外のサイトをチェックしたことがあったのですが、現地ではそのような言い伝えを目にすることはありませんでした。日本で広まった噂のようです。