ミラーレスカメラの性能が上がるかも?チェックするべきファームウェアアップデートの情報
今回は、もしかするとカメラやレンズの性能がアップするかもしれない情報を紹介します。
カメラには「ファームウェア」と呼ばれるものが組み込まれており、これがカメラ本体を制御しています。スマートフォンには「ソフトウェアアップデート」がありますが、これと似たようなものと考えると分かりやすいかも知れません。
ファームウェアはユーザーの手元で更新することができるようになっています。カメラに不具合があった場合に修理に出すこと無く問題を解決するための仕組みなのですが、不具合の対応だけで無く、新しい機能が追加されていることもあります。(過去には、「オートフォーカスの速度を向上しました」という機能改善のアップデートを見たことがあります。)
ファームウェアの確認方法や更新方法はカメラによって異なるので、お使いのカメラのホームページをご確認ください。
注意点として、ファームウェアの更新は正しく実施しないとカメラが使えなくなる可能性があります。メーカー指定の手順を守って自己責任で実施するよう、お願いします。
参考までに、私の使っているSONY NEX-6のファームウェアの情報は以下の通りです。
最新はVer. 1.03となっています。初期バージョンは1.01なので、これまで二回のアップデートがあったようです。アップデート履歴を見ると、不具合の情報はありません。いくつか対応レンズが追加されているようです。
更に、以下はSONYのカメラ関連全てのファームウェアの情報です。カメラ本体だけで無く、レンズの情報もありますね。対応製品をお持ちの方は、チェックしてみると良いでしょう。
ファームウェアは絶対に更新が必要なものではありませんが、更新情報はチェックしてみることをおすすめします。もしかしたら、自分の要望に合致した機能が提供されているかもしれません。
夏の上高地でミラーレスカメラデビュー
ミラーレスカメラを入手して初となる撮影旅行の行き先は、夏の上高地。
はっきりしない天気予報と夏休み期間中の混雑が心配でしたが、雨に降られる事も、混み過ぎることもなく、終わってみれば大満足の旅となりました。
印象に残ったのは、現地で何度か見かけた「神降地」という神々しい単語で、その名の通りの素晴らしい場所でした。
さて、購入したばかりのカメラはまだ慣れていないこともあってオートを多用しましたが、とても楽しく撮影ができました。
RAW現像は今後の楽しみにとっておいて、撮ったままの写真を紹介しようと思います。
朝焼けの明神岳。
明神池の朝もや。
上高地の猿は人慣れしていました。近づいても逃げないし、襲ってくることもありませんでした。
水が本当に綺麗でした。
再訪するまでの間に、もっとカメラの腕を磨いておきたいものです。
ミラーレスカメラと共に購入・入手したもの
前回の記事で紹介した通り、この度、ミラーレスカメラ SONY NEX-6を購入しました。
中古で本体のみを購入したこともあり、付属品が不足していました。今回はカメラと共に入手したものを紹介しようと思います。
ボディキャップとレンズキャップ
基本的にレンズは本体に装着したままなのですが、レンズを妻と交換することも多いため、念のためということでキャップを購入しました。
一方はボディに、もう一方はレンズに装着するため、2個がセットになっています。
キャップを使用しない時はまとめて収納できるようになっています。
ボディに装着したところ。
電気的なものでも無いし、精度もそれほど必要としない部品だったので、純正品でなくても良いと判断しました。(何と言っても安いので。)"NEX"のロゴが入っていました。
純正品が必要な方はこちらから。(恐らくボディキャップのみと思われます。)こちらのロゴは"SONY"となっているようです。
シューキャップ
NEX-6には「マルチインターフェースシュー」と呼ばれる拡張機器を取り付けるための部分があるのですが、キャップが無いとそこがむき出しになります。
むき出しのままだと気になるので、これを保護するためのキャップを購入しました。
本来は機能的な部品ではないのですが、私の購入したキャップには簡易的な水準器が付属していました。
取り付けるとこんな感じになります。カメラを水平に持っていると、気泡が真ん中に移動します。写真はカメラを少し前のめりに持ったところ。
純正品が必要な方はこちらから。
アイピースカップ
晴天時に野外で撮影をする時には、液晶画面は見づらくなります。そんな時にはファインダーが便利なのですが、陽の射す角度によってはファインダーも見づらくなります。アイピースカップはファインダーの周りに壁を作って、陽の光を遮ってくれるアイテムです。
実際に使って見たところ、壁のある上と横からの光は減りましたが、下側からの光は遮ることが出来ませんでした。あったら便利だけど、万能なアイテムでは無いという前提で使った方が良さそうです。
アイピースカップ無し。
アイピースカップ有り。
このアイピースカップは個体差もあるようですが、レビューを見ていると少々外れやすいようです。予備も含めて、二個セットになっているものを購入しました。
純正品が必要な方はこちらから。
カメラケース
野外で使用するシーンが多いため、ケースを購入しました。無難な茶色をセレクト。使用するレンズによっては上部を覆うカバーがつけられないため、下部のみ常用しています。
純正品は生産終了になっているようなのですが、対応品は現在も多く販売されています。私が購入したケースは安価なものでしたが、大きさもピッタリでカメラをしっかり保護してくれています。使いはじめは工業製品特有の匂いが気になりましたが、時間の経過と共に匂いは消えてくれました。
これで必要最小限のアクセサリが揃いました。心置き無く撮影に出かけることができます。
ミラーレスカメラの選び方 - コンパクトデジカメからのステップアップ -
今回は、コンパクトデジカメを使用していた私が、ステップアップとしてミラーレスカメラを購入した時に考えたことを書いてみます。
そもそも私はコンパクトデジカメをきちんと使いこなしていたかも怪しいくらいのレベルですし、カメラ選びの基準や求める機能、撮りたいものも人それぞれだでしょう。ということで、「こんな選び方もあるんだな。」くらいの軽い感じで読んで頂ければと思います。
気軽に使いたい
日常的にカメラを使うわけではなく、登山や旅行の時に思い出として撮影することが多いため、以下のようなことを考えました。
- 出来るだけ軽量なカメラが欲しい
登山ではあまり重い荷物を持ちたくないため。
- あまり高価なカメラは持ちたくない
そもそも高価なカメラは買えないし、緊張するため。むしろ安価に購入したいため。
過去に砂嵐や雨でカメラを壊してしまったことがあるので、気軽に持ち歩けるカメラが良いため。
手持ちの資産を有効に活用したい
妻がミラーレスカメラ(SONY α5000)を使っているため、レンズの使い回しが出来るEマウントのものを選んだ方が良いだろう、と考えました。
手持ちのカメラには無い機能を使いたい
使用しているコンパクトデジカメや、妻のα5000には無い、以下のような機能を使ってみたいと考えました。
- RAW現像
- ファインダー
私の選んだミラーレスカメラ
自分にとって必要な機能や考えをまとめた結果、選んだカメラはSONY NEX-6でした。
NEX-6は既に国内生産が終了しているくらいの古い機種ですが、中古市場では相変わらず人気があるようです。撮影に影響が無いのであれば、箱や付属品の欠品や、多少の傷も(私は)気にならなかったので、本体のみを安く入手しました。
一眼レフカメラに対する憧れはありますが、私の使用シーンではミラーレスカメラで充分ですし、 NEX-6を使っていて不満を感じることが出てきたら更にステップアップすれば良いと考えました。
既に何度か旅行やカメラ散歩に出かけましたが、NEX-6には非常に満足しています。色々と設定を変えたりしていじっていますがまだまだ覚えることがたくさんありそうです。お気に入りの相棒と共に、私も成長していければと思いました。